どこからくるのか・・・あの夏の香り・・・
夏のイメージ。
夏は暑い、当たり前の事なんだけど、この季節になると何時もどこからかあの香りが風にのってやってくる。どんな匂いと言われると・・・、難しい。 たぶん、芝の刈上げた後によく似ているかな。
何とも言い表せない、表現しにくい香りなんだ。夏になるとやってくる。
毎年のように、その香りを嗅ぐと夏が来たんだなと思う。その夏の匂いとの出会いは中学の頃だったと思う。陸上部に部活で励んでいた頃、走りは人並みだったと思うが、 ずば抜けて凄かったわけでもない。一応、3年間部活は続けた。
部活で励んでいた時の初めての夏、練習場所はもっぱら河川敷で、そこに一周250mのトラックがある。今考えたら、中学にしてはそこそこいい環境で練習していたんだなと思う。 結構、練習がきつくてバテバテの状態だった時、ふと風が吹いた。心地よい風が・・・。それにのっかって、芝を刈上げた後のなんていうのかなぁあの匂い。
その匂いが、何時しか自分の中で何となく夏の匂いとなっていた。よく分からないけど、嫌いな匂いじゃない。
その夏の香りというか匂いは、夏の間ずっとはやってこない。夏になる時期に河川敷の芝を刈る頃にしかやってこない、それがなぜか、その匂いが夏と関係し強烈に印象に残っている。
その匂いで夏が来たと思うようになっていた。また、その匂いが引出しの鍵の役目をして、夏であった幾つかの想い出を思い出させてもくれる。この感覚はよく分からない。
今でも、この何とも言えない香りを嗅ぐと夏が来たと感じるのでした。