ギターが弾けるとかっこいいだろうなぁ〜と今でも思う。
中学の頃か、おかんが勤め先の会社の脇にギターが捨ててあった。高価な物かはよく判らないが、捨てるには勿体無いくらい傷も無く綺麗なギターで、 夜勤だったおかんに頼まれて持っていった時、そのギターを見つけた。
その頃、テレビなどでギターの弾き語りをしている人を見ると、俺もギターが弾けたらなぁと思っていたし、憧れもあったし、興味もあったので、 その捨ててあったギターを持ち帰った。部活と、道場の習い事をしていたのでなかなかギターに触る機会がなかった。
空いた時間を見つけては、ギターを手に取っては弾き語りの真似などをした。もちろん全く弾けやしないけどね。
近くにギターが弾ける人がいなかった事もあり、教えてもらうにもどうしていいのか判らず、本屋へギター入門などの参考書を読んでも、指の使い方などがよく判らず、 ギターを弾き事を半ば諦めかけていた。それから何ヶ月か経ち、住んでいたアパートの隣にお兄ちゃんらしき人が引っ越してきた。
ある時、隣からギターの弾く音が聞こえてくる。
俺は隣に引っ越してきたお兄さんにギターの弾き方を教わろうとお願いにいった。その人は快くOKしてくれた。空いた時間を利用して、一つ一つギターの弾き方を教わった。 自分のこと、もっと器用だと思っていたけど、なかなか上達しない。
習い事のせいか、指に力が入りすぎてどうも思うように指が動いてくれず、まして指が短いから弦を押さえるたびに指がつるんだ。空いた時間が限られていたから、 余計に気持ちだけが先走っていたのを思い出す。
お兄さんは、俺に焦らずコツコツと練習すれば絶対弾けるようになるよと言ってくれたし、この時間をギターの練習している時間を有意義に楽しみながらやればいい、焦ることはないと。 それから数ヵ月後、隣に住んでいたお兄さんは引っ越していった。練習すれば必ず弾けるようになる、続けろよと・・・。
俺も言われた通り、コツコツ練習していたのだが空いた時間が中々取れず、次第にギターからも離れていった。
今でも音楽番組を見るたびに、あの頃を思い出す時がたまにある。少しでもいいからギターの練習を続けてれば、今ごろギターが弾けてたかなぁ。後の祭りだね。 しょうがないか・・・諦めてしまったんだから・・・。
でも、今からでも遅くないかなぁギターの練習。
また始めてみようかなぁと思うのでした。