初めてのチヌ釣りが・・・
釣りは、自分の趣味というほどでもなかったけど、嫌いでもなかったな釣りは。
ある夏の暑い日、先輩たち6人ぐらいで釣りに出かけた。それもチヌ釣りに。1ヶ月ほど前から少しずつチヌ釣りの計画を立てていた。言い出したのは、俺。 話の中でよく先輩たちが休みの日にフナ釣りで盛り上がっていて、その日の新聞にどこぞこで何センチのチヌがあがったとか記事が載っていたのを見て、 チヌ釣りでも行きたいなぁと。
「だったらチヌ釣り行きましょうよ」と先輩たちに声をかけた。返事も早く、「今度の休みにでも行くか!」。
俺の場合は釣りに関して全くの素人で、段取りもよく判らず子供の頃、友達に連れられてよく釣りに行ったが、釣りの面白さがいまいちよく判らなかった。 ただ、皆と何かワイワイと遊ぶ事が好きだったからついて行っていたのかも知れない。
そんな俺が、一度やってみたいと思い「今度の休み、チヌ釣りに行きましょうよ」と言った。皆はノリノリで、早速計画を立てはじめた。言い出したのは俺だけど、 チヌ釣りに関して段取りをしてくれたのは先輩だった。
当日、朝4時ごろだったか集合場所に集まりチヌ釣りへ出発した。行き先は福井方面。
途中、えさなどを買う為に釣具屋へよった時、竿から必要最小限の物をそこで買い揃えた。いざ目的地へ出発!
チヌ釣りなんて生まれて初めて、ましてイカダに乗って釣るなんて事も知らなかった。
知っている人にはなんてこと無いだろうけど、便所が無い。イカダの真中に一人だけ入れるようなスペースの囲いがあり、それが便所らしい。 昔のぼっとん便所を思い出した。
さて、チヌ釣りの始まりです。天気は快晴で最高の釣り日和、となる予定だったが結構日差しがきつい。 釣りの方はと言うと、俺は全然ダメでコツも判らずその日はぼうず。 だけど、先輩たちはさすがだね、バカバカと釣り上げるんだが、釣っている魚がちょっと違う。
バカバカと釣り上げていたのはボラだった。それも、40匹以上。チヌは1匹もいない。俺はと言うと、持っていたのは竿から「たも」だった。 先輩たちが、海面まで釣り上げてきたボラをたもですくう事。釣り上げると呼ばれんだよ、こっちこっちってね。
前の日に結構チヌが釣られていたらしく、その日はどのイカダもボラは釣れてもチヌは拝めなかったらしい。
1日で真っ黒に日焼けし、初めてにしては結構楽しかったけど、チヌ釣りはその日を含めて2回ほど行ったが、チヌの面は一度も見れなかった。 ボラはいやというほど見たけど・・・。