一人暮らしである日、水道の水が出なくなった。
一人暮らしを始めた頃、水道や電気、ガスといった公共料金は口座を用意して自動引落にしていて、毎月少し多めに常に口座へ入金しておいたのだが、数ヶ月経って口座の確認をしてみたら、 多めに振り込んでいた分、1・2ヶ月は大丈夫だと過信してしまい、ちょっと欲しいものがあった為に引落口座への入金を減らし、欲しいものを手に入れる為の貯金へとまわしていた。 これが失敗を起こす原因になるとは・・・。
その数ヵ月後に水道の水が出なくなった。その日も帰りが遅くなり、明日も仕事で朝が早く、とっとと風呂にでも入って寝ようと風呂場へ向かい、種火を付けスイッチを回したら、 種火から点火するのはいいけれど水が出ない。何回繰り返しても水が出ない。訳が分からずキッチンの蛇口をひねっても水が出ない。
数日前にシャワーのホースを交換する際に水道の元栓を締めて交換したから開け忘れたのだと思い元栓を見に行った。でも、朝水出たよなぁとは思いながら・・・。元栓を見てビックリ、 封印がされていた。何でやねんと訳が分からず、明日休み時間に電話してやろうと、明日も朝が早い為にその日は寝た。
次の日、水道局へ事情を説明したら料金滞納により給水を停止しましたと返事が帰ってきた。そんな筈は無いと言い切ったけど、納得がいかず仕事終わりに記帳へと確認しに行く。 ちゃんと入金していた筈なのに記帳を見てビックリ、水道だけが記帳欄に無く、思い返せばあの時からすっかり忘れていたのだった。 以前、水道は公共料金の中で一番停止が遅いと、実際に経験した人から聞いた事があったけど、自分がやってしまうとは・・・。
かっこ悪いが、慌てて水道局へ滞納した料金を納めに行ったのは言うまでもない。部屋へ戻ったらドアのポストに数枚の紙が挟まっているのに気付き、 その紙を見たら滞納による停止の通知だった。早く気付いていれば。
何年一人暮らししとんねん・・・と。自分が情けなく思った。